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ライナーノーツ

皮膚科治療体験記

 これは約半年間、管理人が湿疹と戦い続けた…いや現在も続く、苦闘の日々の記録である。(←大袈裟) その間、数々の市販薬(塗り薬に飲み薬)を試し、おさまったかと思えば、また噴出すと言うルーチンに悩まされ、薬代と言う出費を余儀なくされた結果…。 中間的結論としては市販薬では抑えきれず、早く医者に行っときゃ良かったと…。ショボーン(´・ω・`)

薬瓶
皮膚科治療体験記

私の皮膚科治療体験記。<2頁目>

●薬の変遷<塗り薬編>だお。

10年前から、現在に話を戻す。手足から体幹に湿疹が拡がってきたところまで書いた。この時、10年前の事をすっかり忘れていて塗り薬の変遷を始めてしまう。まだ「新レスタミンコーワ」を漫然と使い続けていたが、湿疹が手足から、背中や肩まで拡がってしまうに至り、焦って薬を替える事にした。以下、その薬を挙げておく。


メンソレータムAD20

メンソレータムAD20

効能:尿素200mg、クロタミトン50mg、ジフェンヒドラミン10mg、グリチルリチン酸モノアンモニウム5mg、酢酸トコフェロール(ビタミンE誘導体)5mg/添加物:l-メントール、スクワラン、パルミチン酸イソプロピル、カルボキシビニルポリマー、ステアリン酸グリセリン、セトマクロゴール、セタノール、dl-ピロリドンカルボン酸Na、pH調節剤、グリシン、トリエタノールアミン

■「ムヒソフト」と同等品。ただ尿素を配合している分、少しお高め。実はこの尿素が、痒みを誘発するという話もあるのだが、よく解らん。乾燥肌の痒みをとめる薬にも入ってるし。まあ、そう言われてみれば、なんか痒いかも…くらいの話か。使用感はムヒソフトとほぼ同じ。今回一瓶使い切った。

ベトネベート・クリーム

ベトネベートクリーム

■ステロイド・カテゴリーは第3群の「強力(strong)」
成分:ベタメタゾン吉草酸エステル/添加物:セトステアリルアルコール、ワセリン、流動パラフィン、クロロクレゾール、セトマクロゴール、pH調節剤

■ベタメタゾン吉草酸エステルというステロイドが主成分。「リンデロン」なども同系統。強さは5段階中3番目の「強力(strong)」だ。「メンタム

AD20」を広範囲に塗りつつ、症状の重いところに使用。軟膏とクリームがあり、軟膏の方は抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩が配合されている。抗生物質は必要ないという事もあって、ベトつかず、使用感の良い「クリーム」の方を愛用。

あせもクリーム

あせもクリーム

成分:クロタミトン(鎮痒成分)、ジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン成分)、グリチルレチン酸(抗炎症成分)、イソプロピルメチルフェノール(抗菌成分)、ビタミンE酢酸エステル(血行促進成分)/添加物:水素添加レシチン、オリブ油、グリセリン

■痒みが治まるということで言えば、今回のナンバーワン。3~4本使ったか。使用感もベストだ。全くベトつかず、しっとりサラサラ。しかし結局これも最後は何度塗っても効かなくなってしまったが。

ヒビケア軟膏

ヒビケア軟膏

成分:アラントイン0.2g、パンテノール(プロビタミンB5)1.0g、トコフェロール酢酸エステル0.2g、グリセリン40.0g、ジフェンヒドラミン0.5g/添加物:ベヘン酸、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、トリイソオクタン酸グリセ、リン、ステアリン酸ソルビタン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、クエン酸

■水疱が破れたあとの患部に使おうと購入するも、ヒリヒリするのであまり使わなかった。これも修復作用がヒリヒリや痒みを伴うのかと、勝手にイメージ。私の様なアレルギー性?の湿疹ではなく、ひびやあかぎれにきちんと使用すれば、ちゃんと効果があるのかも。つまり、私の使い方が間違っていると言う事。


ソンバーユ

ソンバーユ

成分:馬油100%

みつばちクリーム

はちみつクリーム

成分:蜜蝋、オリーブオイル

■薬とはちょっと違うがエントリ。民間療法にも手を出す。荒れた患部に使用するため購入。馬油ってだけあって、油ギラギラであんま使わず。

■バーユ同様、荒れた患部に使用。先に書いた「クレムドジュバン?」に似ていて、これは良かった。ただ、これもあまり使用せず。何故ならもう手がグローブになってしまったから。(医者に行っちゃったんだよ)

まずは尿素入り「メンタムAD20」を購入。塗る範囲がかなり広範囲になっていたため、これを基本に酷い箇所はステロイドを使おうと考え、「ベトネベートクリーム」も購入する。しばらくこの組み合わせを続けるが、痒みが治まらなくなって来たため、別の薬を物色。店長のオススメとあった「あせもクリーム」を試しに購入。これがズバリ当たった。この薬のおかげで痒みは大分緩和されたが、ブツブツくんの侵食はじわじわ続いていて、遂に指や手の腹にまで「こんにちは」するようになっていた。さらに、その頃にはもう体中に水疱が突然現れ、それが破れて皮がむけ、じゅくじゅくの紅斑となり、患部として定着するというパターンが出来上がっていて、ここに至っては、もう飲み薬しかないと、かなり追い詰められていた。


●薬の変遷<飲み薬編>だお。

この頃「あーもう全然治んねーぞ」と、だいぶ気持ちに余裕が無くなっていたが、最後の頼みとして飲み薬を残しておいた。まず手を出したのは昔ながらの「レスタミン」だった。とりあえず、以下の変遷をご覧あれ。


レスタミンUコーワ錠

レスタミンUコーワ錠

成分:塩酸ジフェンヒドラミン90mg、グリチルリチン酸二カリウム90mg、リボフラビン(V.B2)6mg、塩酸ピリドキシン(V.B6)15mg、オロチン酸90mg/添加物:セルロース、カルメロースCa、部分アルファー化デンプン、乳糖、ポビドン、ステアリン酸Mg、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、マクロゴール、酸化チタン、無水ケイ酸、三二酸化鉄、カルナウバロウ

スラジンS

スラジン

成分:マレイン酸クロルフェニラミン・12mg、dl-塩酸メチルエフェドリン・36mg、茵蒿湯乾燥エキス・160mg/添加物:、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリビニルアルコール、リン酸水素Ca、タルク、ジメチルポリシロキサン、二酸化ケイ素、酸化チタン、白糖、ポビドン、赤色3号、黄色5号、カルナウバロウ

■とりあえず、すぐに思い浮かんだのがコレ。一瓶飲んだが、眠くなるだけであまり効かなかった。

■「レスタミン」が効かず、安くてよいものは無いかと物色してたら、手頃なカンジに置かれていたのを発見。飲んでみたら「およ。チョット効いたかも。レスタより眠くならんし」と思って、ずーと飲んでた。
アレルギール錠

アレルギール錠

成分:クロルフェニラミンマレイン酸塩13.5mg、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)22.5mg、グリチルリチン酸カリウム180mg、グルコン酸カルシウム水和物1,350mg/添加物:セルロース、CMC-Ca、タルク、ステアリン酸Mg

アレルケア

アレルケア

栄養成分(2粒0.66g)当たり:エネルギー2.64kcal、たんぱく質0.01~0.03g、脂質0.03g、炭水化物0.58g、ナトリウム0~1mg、L-92乳酸菌末20.7mg/原材料:ぶどう糖、麦芽糖、でんぷん、乳酸菌、未焼成カルシウム、乳化剤、酸味料、香料

■会社に置き傘ならぬ置き薬していたので、あまり飲んでないし。効いたかどうかも実感なし。とりあえず、あまり眠くならなかった。

■薬じゃないケドね。いちおエントリ。たくさん買ったので、今も飲み続けてる。体質改善をめざす…とさ。
小粒タウロミン

小粒タウロミン

成分:サイコ末、ハマボウフウ末、センキュウ末、ブクリョウ末、オウヒ末、キキョウ末、ショウキョウ末各90mg、ドクカツ末、ケイガイ末、カンゾウ末各54mg、リン酸水素カルシウム1,080mg、乳酸カルシウム360mg、ヨクイニン末360mg、アミノエチルスルホン酸(タウリン)36mg、グルクロノラクトン36mg、硝酸チアミン(ビタミンB1)7.2mg、リボフラビン(ビタミンB2)7.2mg、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)3.6mg、ニコチン酸アミド14.4mg、パントテン酸カルシウム14.4mg、イノシトール18mg、エルゴカルシフェロール(ビタミンD2)9μg(360国際単位)、マレイン酸クロルフェニラミン3.6mg/添加物:デキストリン、バレイショデンプン、カルメロースCa、乳糖、ステアリン酸Mg、タルク

■基本漢方のようだが、一応、「マレイン酸クロルフェニラミン」って第1世代の抗ヒスタミンが入ってる。1回に飲む量を増やしたり減らしたりして調節が可能。全然眠くならない。ま。効いたってカンジもしなかったが…。もちろん私にはってコト。


ハイガード

ハイガード

成分:アゼラスチン塩酸塩2mg/添加物:タルク、炭酸Ca、トウモロコシデンプン、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、カルナウバロウ、酸化チタン、三二酸化鉄、ステアリン酸、ステアリン酸Mg、セラック、セルロース、二酸化ケイ素、白糖、プルラン、ポビドン、マクロゴール

■薬局でススメられて飲んではみたもののちょい高すぎ。一応、第2世代で眠くなりにくいが、効き目が遅いかも―と、説明を受けた。薬局の人は、自身が花粉症で自ら試してみての感想だと言ってた。たしかに効き目が遅い…つーか効いたという感覚はなかったよ。1週間ぐらいじゃ解らんものなのかな。


抗ヒスタミン薬には、第一世代と第二世代があり、「マレイン酸クロルフェニラミン」や「塩酸ジフェンヒドラミン」などお馴染みのものは第一世代と呼ばれ、眠気や口の渇きなどの副作用が強い。何せその副作用を逆手に取って、睡眠障害の患者に導入剤や改善薬として処方されているくらいだもの。
第二世代は、抗アレルギー薬とも呼ばれ、副作用が軽くなっている。作用としてヒスタミンなどの原因物質の分泌を抑え、かつヒスタミンをブロックする働きも持っているらしい。しかし、全体的に効き目が遅く、予防薬的な使われ方をしているとの事。花粉症の人が、花粉が飛び始める前に飲んでおくというような使い方だ。

で。私の話―。市販薬をこれだけ飲み、軟膏を塗りたくり続けたにも拘らず、結局、あの恐ろしい朝がやって来る事になる。あぁ、人生不可解ナリ。一体どれだけカネ使ったと思ってんだ、クソー。(ココロの叫び by エドワード・ムンク…違うって)

 

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