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円谷特撮の部屋/ウルトラQ ③

 「ウルトラQ」全28話のストーリーをご紹介いたしております。興味が沸いたら。で、結構ですが、「百聞は一見に如かず」でございますゆえ、とにかくご覧頂ければ幸いです。

ここからは―
第13話から第24話までをどうぞ。

ウルトラQタイトル
ウルトラマン・ゲルマウォッチウルトラマンゲルマニウムウォッチ【総合百貨店 プレジデント】
ウルトラQの部屋

ウルトラQ/全28話ストーリー

●第13話~第24話

 ▼第13話「ガラダマ」

十三
▲弓ヶ谷の山村に、とても軽いガラダマが落ちてきた。ガラダマとはこの地方で隕石の事を指す言葉だった。早速、物理学教室の一の谷博士の下へ運ばれて来る。分析の結果、隕石はチルソナイトという合金で出来た短波発信器であった。それまで各地で起こっていたデリンジャー現象の原因と思われた。博士は万城目たちと共に弓ヶ谷へ向かう。隕石が落下して来たと言うダムの側に下り立つと、さらに大きなガラダマが落ちてきた。万城目たちが傍観する中、ガラダマから怪獣が現れ…。 隕石怪獣ガラモン


脚本:金城哲夫/監督:円谷一/特技監督:的場徹 ▲隕石怪獣ガラモン
 ▼第14話「東京氷河期」

十四
▲東京の空港が突然氷付けになった。そうとも知らず上野に取材に来ていた由利子は、治男という出稼ぎに行ったまま帰らぬ父を秋田から遥々探しにやって来た少年と出会う。父・沢村は元ゼロ戦の伝説の名パイロットだった。いつしか東京全体が大寒波に襲われ、由利子に原因を問われた万城目は、ペギラの仕業ではと推測する。毎日新報の社屋から実際にペギラを見た由利子は、北アルプスの研究所からペギミンHを輸送してもらうため、デスクや治男と共に万城目の所へ向かうが、ペギラに自動車が吹き飛ばされ閉じ込められてしまう。辛うじて抜け出した治男に連絡を託すが、その頃万城目と一平は宝石泥棒に身をやつした治男の父・沢村に銃を突き付けられていた。セスナで酒を飲んで眠り込んでいた沢村を事務所に運んでおいたのだ。そこへ倒れ込む様に治男がやって来た。事の次第を聞いた沢村は万城目の制止を振り切って研究所に向かうのだが…。 冷凍怪獣ペギラ2
▲冷凍怪獣ペギラ
脚本:金城哲夫/監督:野長瀬三摩地/特技監督:的場徹
 ▼第15話「カネゴンの繭」

十五
▲加根田金男はお金を集めるのが大好きな少年だった。あまりに意地汚い金男の様子に両親は「怪獣カネゴンになるぞ!」と脅かすが一向に耳を貸さない。ある日、金男は中からお金の音がする繭を拾った。その夜繭は大きくなって喜ぶ金男を飲み込んでしまう。あくる朝、繭から出てきた金男は本当にカネゴンになってしまった。金男は友達に何とかして欲しいと泣きつく。色々手を尽くした挙句、インチキ祈祷師には、いつも子供たちを追い回す工事現場のヒゲオヤジが逆立ちすれば元に戻るなどと言われるが…。 コイン怪獣カネゴン
脚本:山田正弘/監督:中川晴之助/特技監督:的場徹 ▲コイン怪獣カネゴン
 ▼第16話「ガラモンの逆襲」

十六
▲天体物理学研究所に保管されていたガラモンを操る電子頭脳が何者かに盗まれた。その時、宇宙から東京に4つのガラダマが飛来し、中からガラモンが現れる。電波管理所の花沢主任は電子頭脳が発する電波を捉え、万城目たちと共に三沢峠へ向かう。そのころ電子頭脳を奪った男は、乗せてもらっていたトラックを奪い逃走を始める。東京は暴れだしたガラモンによって大混乱に陥っていた。一方、万城目たちはトラックを奪われた運転手の話を手掛かりに追跡を始めるが…。 隕石怪獣ガラモン宇宙怪人セミ人間
脚本:金城哲夫/監督:野長瀬三摩地/特技監督:的場徹 ▲隕石怪獣ガラモン
▲宇宙怪人セミ人間

 ▼第17話「1/8計画」

十七
▲人口の密集する東京の環境対策のため、人間の大きさを1/8に縮小する計画が進められていた。由利子は「1/8計画第3次募集中」の立て看板に興味を引かれ、建物の中に入って行く。受け付けには老若男女、様々な人が1/8人間の住むSモデル地区への入居を申し込んでいた。由利子も係員に勧められ、拒否するのだったが、人波に押されて進むうち、意図せず縮小されてしまう。気がついた由利子は何とか星川航空にたどり着くが、万城目や一平は由利子が死んだと思い込み、彼女を忘れようとしていた。絶望した由利子は自らSモデル地区に戻って行くが、やがて巨大な万城目と一平が迎えに来て…。 縮小人間1/8人間


▲縮小人間1/8人間
脚本:金城哲夫/監督:円谷一/特技監督:有川貞昌
 ▼第18話「虹の卵」

十八
▲「その花が咲けば災いの印」そう言われるさざめ竹の花が咲く。濃縮ウランを積んだトラックが怪獣パゴスに襲われ、ウラン入りのカプセルが行方不明に。近くの村ではピー子をリーダーとする子供たちが大好きなおばあさんにさざめ竹の花を持って行った。おばあさんは不吉な花とは言わず、虹の卵と2つ揃えば何でも願いが叶うのだと嘘を付く。優しい嘘だったが、それを信じたピー子たちは虹の卵を探そうと誓い合う。おばあさんの足を直したい一心からだった。ピー子は偶然ウランのカプセルを見つけ、虹の卵だと喜び懸命に引き摺って行くが、そこへ再びパゴスが現れ…。 地底怪獣パゴス
▲地底怪獣パゴス
脚本:山田正弘/監督:飯島敏宏/特技監督:有川貞昌
 ▼第19話「2020年の挑戦」

十九
▲空飛ぶ円盤が日本に飛来し、自衛隊の天野二佐は迎撃を命じるが円盤は消え、2機の戦闘機が墜落してしまう。巷では次々に人間の蒸発事件が起き、由利子もまた目の前で人が消えるのを目撃した。天野は友人の万城目と墜落現場を確認しに行くが、今度は万城目が蒸発してしまう。全ての事件は神田博士の著書「2020年の挑戦」の通りに起こっていた。それは博士がXチャンネル光波の実験中に行われたケムール人との交信を記録したものだと言う。次に由利子が襲われるが、護衛に付いていた老刑事・宇田川に間一髪救われる。一方、天野と一平は神田博士の元へ向かうが博士はすでに消えていた。そこで二人はXチャンネル光波を出力するKミニオードの試作品を発見するが、その間にもケムール人は再び由利子たちを狙っていた…。 誘拐怪人ケムール人
▲誘拐怪人ケムール人
脚本:金城哲夫・千束北男/監督:飯島敏宏/特技監督:有川貞昌
 ▼第20話「海底原人ラゴン」

二十
▲海底火山が噴火した。由利子は以前に取材した、現場に近い岩根島に住んでいる石井博士を訪ねる。博士は日本が沈没すると言う論文を発表した事で学会を追われ、妹と二人、島で研究を続けていた。博士によれば火山の噴火や群発地震も地殻変動によるもので、近く島が沈むと予見していたが島民は耳を貸さない。ある日、漁師の網に見た事も無い物体がかかる。博士が調べた結果、それは海底原人ラゴンの卵だった。海底5千メートルに住むラゴンの卵が浅瀬に流れて来たのも博士の説を裏付けていた。やがてラゴンが島に上陸し、卵を求めて彷徨うが、そこへ地震が重なって…。 海底原人ラゴン
▲海底原人ラゴン
脚本:山浦弘靖・野長瀬三摩地/監督:野長瀬三摩地/特技監督:的場徹

 ▼第21話「宇宙指令M774」

二十一
▲客船クイーンパール号に万城目たちと乗船していた由利子は、ルパーツ星人ゼミから怪獣ボスタングが地球に侵入したと警告を受ける。万城目と一平は笑って相手にしない。だがその二人もセスナの飛行訓練中、異次元空間に移され同じ警告を受ける。ゼミは宇宙指令M774により地球を防衛する使命を負った宇宙人だった。彼女によればボスタングはキール星人が地球侵略のため送り込んだのだと言う。ついにボスタングが船舶を襲い始めた。万城目たちはゼミと共に海上保安庁の巡視船に乗り込み、ボスタングを追うが…。 宇宙エイボスタングルパーツ星人ゼミ


脚本:上原正三/監督:満田かずほ(禾斉)/特技監督:的場徹 ▲宇宙エイ ボスタング
▲ルパーツ星人ゼミ
 ▼第22話「変身」

二十二
▲蓼科高原に雪男が出ると噂になった。由利子の友人、あや子は雪男が自分の婚約者の浩二ではないかと告白する。昆虫学教室でモルフォ蝶の研究をしていた浩二とあや子は1年前蓼科高原へ出かけ、そこでいる筈の無いモルフォ蝶を見つけた。蝶を追って山奥に迷い込んだ浩二は巨大な蝶の毒にやられ、水を求めて沼にたどり着く。必死に探し回るあや子が浩二を見つけた時、彼は獣の様な呻き声をあげる巨人に変身していた。浩二を見捨てて逃げた事を後悔していたあや子は、蓼科の山に連れて行って欲しいと万城目たちに懇願するが…。 巨大人間巨人モルフォ蝶
脚本:北沢杏子/監督:梶田興治/特技監督:川上景司 ▲巨大人間 巨人
▲モルフォ蝶
 ▼第23話「南海の怒り」

二十三
▲南海の島、コンパス島近海では度々船が遭難していた。雄三はその日が初航海だったが、突如、船に衝撃が走る。見ると大きな蛸が船体に絡み付いていた。船員は蛸に絞め殺され、船長だった父も海に放り出され、雄三のために浮輪を投げつけ、海に沈んだ。コンパス島に流れ着いた雄三は島の娘アニタに助けられる。そこで雄三を襲った蛸はスダールと呼ばれる島の守り神であることを知るが、アニタの父や弟の他、島民たちもスダールに殺されていた。雄三は復讐のためアニタからスダールの住みかを聞き出すが、島の掟を破ったとして二人とも捕らえられてしまう。そこへスダールが現れて…。 大だこスダール
▲大だこスダール
脚本:金城哲夫/監督:野長瀬三摩地/特技監督:的場徹
 ▼第24話「ゴーカの像」

二十四
▲アーブ博物館から「ゴーガの像」が盗まれ、日本に密輸された。像の行く先、岩倉会館には世界各国の美術館から盗まれた秘宝が並んでいた。手引きをした怪しい女性アリーンの正体は、実はアーブ大学の考古学博士で国際文化財保護委員会の秘密調査員でもあるリャン・ミンだった。密輸団を探るために単身潜り込んだが、その過程で瀬川大使の娘タミを巻き込んでしまう。捕らえられたタミを逃そうとするが自身の正体もバレてしまった。だが、ゴーガの像の真贋を見極めるためのレントゲン撮影が貝獣ゴーガを目覚めさせてしまい、巨大化したゴーガはアジトを破壊し尽くす。そして今、東京の街までもが破壊されようとしていた…。 貝獣ゴーガ
▲貝獣ゴーガ
脚本:上原正三/監督:野長瀬三摩地/特技監督:的場徹

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