ウルトラQ／全28話ストーリー
●第25話～第28話
| ▼第25話「悪魔っ子」 |
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| 第 二十五 話 |
▲明け方の自動車事故が頻発していた。事故を起した者の証言よれば、白い少女を目撃し、必ず何かつまらない物が無くなっていると言う。東洋魔術団の父娘は箱抜けのマジックで人気を博していた。マジックを見た一の谷博士は、あれはマジックなどでは無く、催眠術の作用で精神が分離しているのではないかと看破する。博士の危惧した通り一連の事故は、少女リリーの精神が夜な夜な抜け出し、欲しい物を手に入れるために引き起こしたものだった。小さな頃から催眠術をかけられ続けた結果だったが、このままでは肉体のリリーが危険だと博士は警告する。案の定、精神のリリーが肉体のリリーを殺そうと、線路におびき寄せて…。 |  |
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| 幽体分離人間 悪魔っ子 | |||
| 脚本：北沢杏子／監督：梶田興治／特技監督：川上景司 | |||
| ▼第26話「燃えろ栄光」 | |||
| 第 二十六 話 |
▲無敵を誇るダイナマイト・ジョーは子供たちの憧れのボクサーだった。毎試合、予告したラウンドに相手をKOしていたが、それはペットであり心の支えでもあるピーターの予言の通りだったのだ。ピーターはアリゲトータスと言う温度によって体の大きさが変化する深海生物であった。ついに世界チャンプとの対戦が決まったジョーは闘志を燃やしていたのも束の間、突然姿を消す。ピーターがジョーの負けを予言したからだった。ジョーはピーターと共にマリン・ショーのピエロに身をやつしていた。偶然ピエロのジョーと知り合った万城目はリングに戻るよう説得するが、ジョーは予言のせいだけで無く、目の故障でリングに立てないのだと告白する。子供たちを失望させたくなかったと言うのだ。そんな時、逃げ出したピーターが落雷による火事で巨大化してしまう。ジョーはピーターを海に誘導するが…。 |  |
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| ▲深海怪獣ピーター | |||
| 脚本：千束北男／監督：満田かずほ(禾斉)／特技監督：的場徹 | |||
| ▼第27話「206便消滅す」 | |||
| 第 二十七 話 |
▲就航したばかりの国産超音速旅客機206便に乗って万城目と一平が香港でのパイロット研修から帰ってくる。由利子は一の谷博士と共に東京国際空港で二人の到着を待っていたが、突如レーダーから機影が消える。実はその時206便は異次元に迷い込んでいて、強い衝撃の後、皆気を失っていたのだ。地上ではジェット音はするのにレーダーに映らないと大騒ぎになっていた。一方206便では同機で護送中だった殺人犯のオリオン太郎が乗客に銃を突きつけていた。彼は機長らを人質に外へ出るが、一瞬の隙を突いた万城目ともみ合いになり、最後は霧の中に消えて行く。そこへ巨大なアザラシが現れ彼らを追い回すが、機中に戻った万城目と一平は背後に怪獣が迫る中、負傷した機長に代わって脱出を試みるが…。 |  |
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| ▲四次元怪獣トドラ | |||
| 脚本：金城哲夫・山浦弘靖／監督：梶田興治／特技監督：川上景司 | |||
| ▼第28話「あけてくれ!」 | |||
| 第 二十八 話 |
▲休日のドライブを楽しんでいた万城目と由利子は道路に倒れている男を発見した。男はうわ言の様に「あけてくれ!」と叫ぶ。一の谷博士の研究所に運び込むと同じ様な女性が保護されていた。男は沢村と言い平凡なサラリーマンだった。彼によれば電車の中で目覚めるとSF作家の友野健二が、この電車は現実社会に疲れた人々を理想の世界に連れて行ってくれる、いわばジャンプ台なのだと説明したと言う。窓の外を見ると自分の過去や家族が映し出され、沢村は思わず「あけてくれ!」と叫んだ。万城目と由利子は友野を調べるが、既にこの世界には居らず、別の次元から電話や原稿を送って来ている様だった。一方、現実の世界に戻った沢村には会社にも家庭にも居場所は無かった。沢村は今度は「連れてってくれ!」と叫ぶのだが…。 |  |
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| ▲異次元列車 異次元ロマンスカー | |||
| 脚本：小山内美江子／監督：円谷一／特技監督：川上景司 | |||
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